1. 裏妙義山の丁須の頭へは、表妙義山との間にある妙義湖南の旧国民宿舎裏妙義から登り始めます。籠沢（こもりさわ）コースでは岩場や鎖場があり、稜線直下と丁須の頭付近ではいくつもの岩場と鎖場があります。赤岩方面には最も急な20mの鎖場があり、赤岩と烏帽子岩の巻道でも長い鎖のトラバースがあります。危険箇所ではハーネスにロープを結んで登降し、安全を確保します。ガイド1名で参加者5名までをご案内する少人数制になっています。
2. 裏妙義山縦走は岩場の登降が数多くあり、登山靴での岩場の登りと下りになります。危険箇所には鎖が備え付けられていますが、鎖を掴んで腕力だけで登るととても疲れるので、フットワークを上手に使って通過することがポイントです。また、稜線上はすっぱりと切れ落ちているため、鎖場でなくとも細心の注意が必要です。足元をよく見てバランスよく歩きましょう。
3. 岩場にかかった鎖場の通過は、登山靴のつま先を上手に岩場に乗せることが重要です。下りではさらに足元が見えにくくなります。MOCイベントでは登山技術実践講習会の「登山のための岩登り」を開催しています。岩場の登山靴での登降をしっかりと練習できます。参加を希望される方は是非この講習会を受講することをお勧めいたします。また、急な岩場の登降は太もも筋肉や腕力を消耗します。イベント参加までに充分なトレーニングをお願いいたします。
4. 参加条件は、別日程の山岳ガイドが指導する登山技術実践講習会「登山に役立つ岩登り」又は「はじめてのロープクライミング」に参加済みで、技術と体力に問題がないとガイドが確認できている方、または同等の技術と体力をお持ちの方となります。 また、登山中の万が一の事故へ備え、モンベル山岳保険など遭難捜索費用の付いた保険へ各自で加入のうえ、ご参加ください。
5. ガイド紹介：山岳ガイドグループイエティ…1988年から三十年以上に渡り、国内外の登山ガイド、講習会を開催し、自然保護活動にも積極的に取り組む。イエティの山岳ガイドは（社）日本山岳ガイド協会や（社）日本アルパインガイド協会、東京都山岳連盟の厳しい試験を合格した優秀なガイドで構成されている。このイベントにはモンベルスタッフは同行いたしません。

イベント基本情報

イベントスタッフより