1. 越前大野駅に集合して荒島岳登山口へ向かいます（ガイド車に同乗またはタクシー相乗りで移動（別途料金）、自家用車の方は並走）。中出（なかんで）コースは深田久弥が登ったコースで、登山者が少なく静かな登山が楽しめます。新緑時期は、カタクリやショウジョウバカマ、トクワカソウなどの可憐なお花畑が登山道脇に広がり、疲れを癒してくれます。コース途中にある小荒島岳頂上では、荒島岳本峰の目前に迫る迫力と、雄大な残雪の白山連峰を正面に臨む展望を楽しめます。紅葉時期はブナのほかモミジも多く、色鮮やかな紅葉が満喫できます。
2. 上部登山口から小さな上り下りを繰り返しながら高度を上げると木々の間から白山が顔を出してきます。シャクナゲ平を過ぎ、しばらくブナ林の中を歩くと鎖や階段、はしご等が連続する難関の「もちが壁」が待ち構えていますが、途中の急斜面に咲く真っ赤なシャクナゲ（春期間）が励ましてくれます。階段、梯子を越え前荒島まで登ると、快適な稜線歩きとなり荒島岳登頂となります。荒島岳山頂から眺める景色は格別です。天候が良ければ、白山連峰、北アルプスの山々、御嶽山、日本海など、360度の展望が楽しめます。
3. 下山は勝原（かどはら）コースを辿ります。旧カドハラスキー場まで、累積標高は登り下りとも1,200ｍ程度の高低差です。イベント参加までにしっかりとしたトレーニングが必要です。
4. ガイド紹介…越前おおの山案内人倶楽部。地元越前おおの在住者で荒島愛山会（荒島岳で地域活動しているボランティア団体）で活動していたメンバーを中心に、荒島岳や白山周辺の山々の魅力を楽しく伝えていくことを目的に活動しています。環境省の自然公園指導員や荒島岳登山道の草刈り業務なども受けることで、大野市や白山地域周辺の総合的な魅力をお伝えさせていただきます。このイベントにはモンベルスタッフは同行いたしません。

イベント基本情報

イベントスタッフより