1. スケジュール1日目は、上高地から岳沢湿原をへて明神池へ。基本的なカメラの操作を学びながら、新緑の上高地を散策して横尾へ。午後は登山道をさらに進んで横尾から梓川沿いに槍沢ロッジへ。登山道の脇に咲く可憐な花々を撮影しながら歩きます。二日目は早朝に槍沢ロッジを出発し、朝の光の中で高山植物を撮影しながら、雪も残るババ平まで行きます。よく整備された登山道で、登山初心者の方も安心して歩いていただけます。ババ平で引き返し、槍沢ロッジ、横尾を経て、徳沢園で昼食休憩したのち、上高地へ戻ります。
2. 奥上高地では稜線より一足先に咲き始める高山植物たちに出会えます。ラショウモンカズラ、コミヤカタバミ、ミヤマカラマツ、オドリコソウ、エゾムラサキ、タガデソウ、ベニバナイチヤクソウ、キジムシロ、ニリンソウ、ツマトリソウ、サンカヨウ、カミコウチテンナンショウ、オオバキスミレ、キヌガサソウ、テングクワガタなど、20種類近くの高山植物が咲いています。カミコウチテンナンショウは、この山域に自生する希少種。花の解説を交えながら、プロの写真家であるガイドが、撮影方法をアドバイスします。
3. 高山植物の撮影に欠かせないマクロレンズがあれば、より一層撮影を楽しむことができます。事前にM.O.C主催のフォトトレッキングのすすめ机上講習（モンベル渋谷店で開催）へのご参加をお勧めします。
4. ＜講師＞檢見﨑　誠（けんみさきまこと）鹿児島生まれ　はじめての本格的登山は6歳、九州の屋根久住山。京都大学農学部中退。写真スタジオのアシスタントを経て、株式会社文藝春秋に入社。 スポーツ雑誌「ナンバー」、週刊文春、女性誌「クレア」などを担当。1991年文藝春秋を退社しフリーランスフォトグラファーに。主な媒体は、日本航空機内誌「スカイワード」「アゴラ」、JR東日本車内誌「トランヴェール」などPR誌、旅行雑誌など多数。写真NHK BSプレミアの山番組「にっぽん百名山」（水晶岳と鷲羽岳）にガイドとして出演。日本山岳ガイド協会公認登山ガイド。撮影と山行を組み合わせフォトトレッキングのガイドとして活躍中。

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